ここでは包茎手術の様々な方法をご紹介しますが、ペニスの構造や特に包皮の特徴などを御理解頂くことで、それぞれの手術方法についてより正確に御理解頂くことができますので、包茎の基礎知識のページやペニスの構造などのページを一度ご覧下さい。
現在でも多くの泌尿器科で行われており、今から20年程前までは主流であった包茎手術の方法が「作図法」です。
この手術方法は仮性包茎に限らず真性包茎やカントン包茎(絞約型包茎)など全ての包茎の状態に適応される方法ですが、包茎手術の仕上がりを考慮した手術というよりは、単に包茎を治すためだけの手術となるため、包茎の手術や治療を受けたことが一目で分かってしまうというデメリットがあります。
詳細は「包茎手術 作図法」をご覧下さい
クランプという包茎手術専用の器具を用いて行われる包茎手術をクランプ法といいます。
この包茎手術の方法は器具を用いて行うため、外科的技術をさほど要求されない比較的簡単な手術方法といえます。そのため、今でもアルバイト医師や研修医レベルの医師が多く利用しており、あまり丁寧な手術とはいい難く、修正手術に来院されるケースが多いようです。
詳細は「包茎手術 クランプ法」をご覧下さい
根部形成法による包茎手術は、陰茎の根元で余剰包皮を切除するため、陰毛で傷が隠れるというメリットがありますが、手術の適応性が低く、幾つかの問題点があるため、現在ではあまり行われておりません。
詳細は「包茎手術 根部形成法」をご覧下さい
亀頭直下法では、亀頭のすぐ下に傷が隠れるため、自然な仕上がりとなり、普段他人に見られても包茎手術を受けたことが分からない、現在の包茎手術の基本となる手術方法です。
その反面、医師の技術やセンスが手術の結果を大きく左右することも多いため、アルバイト医師や研修医レベルの医師など技術の伴わない医師が行った場合、トラブルになりやすいデメリットもあります。
詳細は「包茎手術 亀頭直下法」をご覧下さい
上記の方法以外にも包茎を治す手術や治療の方法に背面切開や部分切除など幾つかの方法がありますが、いずれも不十分な包茎の手術や治療となることがあります。
詳細は「その他の包茎手術」をご覧下さい